NeosVRの日本語Wiki





メニュー

ベルトメニュー(Belt Menu)

以前のバーションで使われていた。現在のダッシュメニューに相当する。

ボイスモード(Voice Mode)

声の届く範囲を変更できる。ダッシュメニューの左上から選択できる。
参考:ダッシュメニュー・設定

リングメニュー(Ring Menu)

以前のバーションで使われていた。現在のコンテキストメニューに相当する。

英語ではRing Menu。ツールコントローラーメニューとか単にメニューとも呼ばれる。しかし単にメニューというとベルトメニューと区別できないこともある。メニューボタンの1番目を押すと手首の周りを包むように出てくる。装備するツールチップによって出てくるメニューが異なる。手首を回すか、トラックパッド(VIVE)、サムスティック(ジョイスティック)(Oculus)を使うと選ばれるところが変わる。白の三角があるところが選ばれるところで、選択したらトリガーまたはダブルトリガーで決定できる。リングメニューを出しっぱなしにすると、トリガーやトラックパッド(VIVE)、サムスティック(ジョイスティック)(Oculus)を使うアバターのセッション内での移動ができなくなる。

ワールドスイッチャー(World Switcher)

今後のアップデートで削除される予定、現在も設定からワールドスイッチャーを有効化することで利用可能。

右手のダッシュメニューを開くボタンを押すと出てくる。ここでこれまでたどってきたワールドの一覧がワールドオーブでてくる。ワールドオーブトリガーすることによりそのワールドにジャンプすることができる。
ワールドの履歴を消すためには、左手のレーザーをワールドオーブに当てて、トリガーの長押しをする。
またボイスモードにより声の届く範囲を変更できる。
ワールドをジャンプするときに、間違えてボイスモードを変更してしまうことがあるので注意する。声が出なくなったり、大声になったりする。

アクション

グラブ/グリップ(Grab/Grip)

グリップとも、英語ではgrab/grip。レーザーが指し示しているオブジェクトを掴むこと(グラブ)ができる。この時にトラックパッド(VIVE)、サムスティック(ジョイスティック)(Oculus)を操作すると回転させたり、距離を変えたりすることができる。また至近距離のものはそのままアバターの手で掴める。操作はグリップボタンを握り続ける。

レーザーが指し示しているオブジェクトを掴んだ状態でプライマリーアクションすると、オブジェクトの向きをいい感じに合わせてくれる。ダブルトリガーして手首を返すと、向きを変えることができる。

さらに、インスペークターの数値などの値をグラブして持ち出してコピーすることもできる。

セカンダリーアクション(Secondary action)

英語ではsecondary action。押し込み、ジョイステック押し込み、セカンダリなどと呼ばれる。

各コントローラーでの操作
・Oculus:スティック(サムスティック)押し込み
・VIVE:タッチパッド押し込み
・Index:タッチパッド押し込み
・WindosMR:スティック(サムスティック)押し込み

ツールチップ装備している時にセカンダリーアクションでオブジェクトを特別に選択することがある。

ダブルトリガー/ダブルクリック(Double trigger/Double Click)

英語ではdouble triger。トリガー二回押し、ダブルクリックとも呼ばれる。レーザーが出ているときにトリガーを二回素早く引くことでダブルトリガーになり、選択したりアクションしたりすることができる。操作はトリガーを人差し指で二回素早く引く。

ドロップ(Drop)

グラブしたのちに、所定の位置でグラブボタンを放すこと。
たとえばインスペクターの右のコンポーネントのプロパティの値をグラブして他のプロパティにドロップするとコピーできる。またインスペクターの左のスロットグラブして他のスロットの上にドロップすると親子関係をつくることができる。

ピンチ(Pinch)

英語ではpinch。つまむこと、つまんで大きさを変えること。
現在では一般にスケールすると呼び、ピンチとの表現はほぼ無い。

プライマリーアクション/クリック/トリガーボタン(Primary action/Click/Trigger Button)

英語ではprimary action。トリガーボタンを人差し指で引くことを指す。

メニューボタン(Menu button)

単にボタンとか言われる。VIVEの場合にはメニューボタンとシステムボタンがこれにあたり、OculusではA,B,X,Yのボタンがこれにあたる。奥側のボタンではコンテキストメニューが現れる。手前側のボタンを押すとベルトメニューが現れる。

アイテム

オーブ(Orb)

英語ではOrb。球体のこと。NeosVRではものを抽象化してオーブで実体化しておくことがある。たとえばマテリアルオーブワールドオーブがある。

グラバブル(Grabbable)

英語ではgrabbable。グラブする(掴む)ことのできるオブジェクトのこと。ツールチップもグラバブルに含まれる。

セッションオーブ(Session Orb)

英語ではSession Orb。セッションをオーブにしてあるもの。トリガーで選択して、そのセッションに移動することができる。
水色のオーブは現在のセッション、赤色は人のいるセッション(パブリックセッションで多い)、紫色は人がいないセッション(ヘッドレスセッションで多い)。
オーブ内の画像は数十秒おきに更新されているので覗き込むとセッションの様子がわかる。

ツールチップ(ToolTip)

英語ではTooltip。チップとも呼ばれる。ベルトメニューインベントリの中のEssential Tools の下にあるコーン状のアイテムなど。様々な用途に使う。アバターの右手か左手に装備して使う。

デブツールチップ(DevToolTip)

ツールチップの一種。開発ツールチップ。
オブジェクトに向かってセカンダリーアクションをするとギズモを表示することができ、さらにコンテキストメニューによりインスペクターを表示することができる。

マテリアルオーブ(Material Orb)

英語ではMaterial Orb。オブジェクトの色や質感などを設定したマテリアルを扱うオーブのこと。
NeosVRではマテリアルとシェーダーは紐付いており、両者を区別することはない。
MaterialTipでマテリアルオーブを取り込み、オブジェクトに向けてトリガーすることでマテリアルをオブジェクトに反映させることができる。

ワールドオーブ(World Orb)

英語ではWorld Orb。ワールドをオーブにしてあるもの。トリガーで選択して、そのワールドのセッションをたてることができる。

用語

インスペクター(Inspector)

英語ではInspector。インスペクターはオブジェクトの情報が書かれてあるパネルのこと。ツールチップの中のDevToolTip装備して、オブジェクトにレーザーを当ててセカンダリーアクションをして選択し、コンテキストメニューから"インスペクターを開く"を押すと出てくる。
オブジェクトの様々な情報やコンポーネントが書かれている。

詳しくはインスペクターについて

インタフェースノード(Interface Node)

インスペクター内のコンポーネントで値を変更するために、LogiXのノードと接続するための一覧表になっているパネルのこと。
LogixTipでExtract: Interface Nodeを選びインスペクターの左の項目や右のコンポーネントグラブして何もないスペースでセカンダリーアクションをすると出てくる。
(LogiXでインタフェースノードを取り出す方法参照)


インベントリ(Inventory)

英語ではInventory。ダッシュメニューにある。ここに様々なオブジェクト、アバターやツールが入っている。自由に取り出したり、保存することができる。

親子関係(Parent Children Relationship)

インスペクタースロットを見ると階層構造になっている場合がある。1層上がそのスロットの親であり、1層下がそのスロットの子である。これを親子関係と呼ぶ。すべてのスロットはRootの子になっている。たとえば子の座標は親からの相対座標で表されている。

ギズモ(Gizmo)

英語ではGizmo。オブジェクトの大きさを変えるときに現れる枠やアイコンなどのUIのこと。ツールチップのデブツールでオブジェクトを指しながらセカンダリーアクションすると、オブジェクトの周りにギズモが現れる。その後ギズモを選択して大きさなどを変える。ギズモを消すのには、リングメニューを出して選択解除をする。ただし選択解除をするとセッションのすべてからギズモが消えるので、作業している人が他にいるときには声をかけると良い。

グローバルカメラ(Global Camera)

カメラのうちインベントリ内から取り出すことのできるカメラ。
セッション内の全ユーザーがRenderTextureの描画を行うため、セッション内に複数のグローバルカメラがあると、ローカルカメラと比べた時に負荷が重くなる。

コンポーネント(Component)

インスペクターの中にあるスロットの中の情報。数値やテキストなど多くの情報をそれぞれのコンポーネントが持っている。

スカイボックス(Skybox)

空の情報を持っている。スカイボックスを変えるだけで、空の様子を変えることができる。

スポーン(Spawn)

英語ではspawn。生まれ出てくるくらいの意味である。 セッションにオブジェクトを現出させることをいう。

スロット(Slot)

セッション(ワールド)にあるオブジェクトの情報をインスペクターの左側でまとめていて、これをスロットと呼ぶ。
Unityで言うGameObject。
インスペクターで開くとスロットごとの情報が表示される。スロットにはたくさんのコンポーネントが含まれている。
スロットはフォルダのように親子づけして項目をまとめることができる。

装備(Equip)

英語ではequip。各種のツールチップやアイテム、アバターにレーザーを向け、トリガー(プライマリーアクション)することで装備することができる。アイテムなどを装備するとグリップボタンを離しても手についてくる。

セッション(Session)

英語ではSession。NeosVRでは、ホストがワールドからセッションを作り、そのホストのPCに他の人が接続する。
ホストがセッションを閉じると同時にそのセッションに居る人は全員解散となる。

Patreonで月12ドル以上支援すると、専用サーバーを建てられるヘッドレスクライアント/サーバーが使える。
ヘッドレスサーバーは管理者が抜けても開いたままにでる。

ツールシェルフ(ToolShelf)

英語ではTool Shelf。手の甲についている半透明の板。アバターによってはよく見えないこともある。
グラブできる物を小さくして置いておくこともできる。

ToolTipを装備した手でレーザーを向け、トリガーを押すとツールシェルフに載せられる。
ツールシェルフに置いたToolTipトリガーで瞬時に持ち替えられる。

NeosVRではたくさんのToolTipを使うので、ツールシェルフでいくつも持っておくことをよく行なう。

動画ファイルへのリンク

ドライブノード(Drive Node)

インスペクター内のコンポーネントで値を書き込むために、表示されているノードのこと。
LogixTipでExtract: Drive Nodeを選び、インスペクターコンポーネントグラブして何もないスペースでセカンダリーアクションをすると出てくる。接続は矢印の先の部分に接続する。下の図でいうと黄色の矢印の先の部分であり、ノードではない。
(LogiXでドライブノードを取り出す方法参照)


ノード(Node)

LogiXで使用される、機能が入ったオブジェクトのこと。変数や関数があり、これを接続してNeosVRに新しい機能を追加することができる。

ノードセレクター(Node Selecter)

ノードの一覧表。LogixTipを装備して、リングメニューからNode Selecterを選ぶと表示される。


ノードブラウザ(Node Browser)

以前のノードセレクターのこと。2020年4月のUIの改良からノードブラウザと呼ばれるようになっている。

マテリアル(Material)

オブジェクトの表面に貼り付けて、色やテクスチャなどを決定できる部品のこと。NeosVRではMaterialTipマテリアルオーブを入れて、操作して用いる。

リスポーン(Respawn)

英語ではrespawn。再び生まれるということ。現在着ているアバターを破壊し、セッション内のリスポーン位置(特別に設定されていない場合は初期スポーン位置)に移動してアバターを再生成する。

リファレンスノード(Reference Node)

インスペクター内のコンポーネントで値を参照するために、表示されているノードのこと。
LogixTipでExtract: Reference Nodeを選び、インスペクターコンポーネントグラブして何もないスペースでセカンダリーアクションをすると出てくる。
(LogiXでリファレンスノードを取り出す方法参照)


ローカルカメラ(Local Camera)

カメラのうち、ダッシュメニューのホームから出すことができるカメラのこと。使い方はカメラ・配信で説明している。
カメラの処理は、取り出したユーザーが行うため、グローバルカメラよりも動作が軽い。

ワールド(World)

スカイボックス、床、オブジェクトなどを組み合わせて作るアバターが入る空間の情報のこと。このワールドを元にしてホストがセッションを作る。そしてそのセッションに他のアバターが入ってくる。

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