アトラス化されているテクスチャは、一つのテクスチャを複数のマテリアルに適用する場合もあります。
アトラス化とは、複数のテクスチャをひとつにまとめたもので、モデリングにおいては異なる複数のモデルのUV情報からなる個々のテクスチャが一つにまとまること(極端な話、頭や髪、服、体など一つずつのモデルに対しテクスチャが一つの状態だったものを一つにまとめることなど)によって、WebGLやUnityなどGPUを使用した描画ではドローコール数が減り、パフォーマンスが改善される。
ただし、解像度が下がってしまうなどの弊害もあるので、UVやテクスチャなどの仕様をよく理解した上で導入する必要がある。
作成には、モデリングツールを用いてUVの編集をするなどしまとめるものや、ツールがあるのでそれらを用いると軽量化しやすい。
ツール名 | 用途 |
UnityTextureAtlasCreator | メッシュを選択し、CreateTextureAtlasをすると自動的にまとめてくれるもの。Unityのみ |
MA_TextureAtlasser | 上と似たような機能をもつもの。Unityのみ。最新版は2018.3以降が必要 |
Blender 2.8 標準UVアンラップ機能 | 以前よりTextureAtlasというアドオンが存在していたが、2.8より必要がなくなった。ここにそれに関するスレッドがある |
Easy Atlas(Maya) | Maya用のアドオン |